ネット上でカマグラの偽物に関する情報を見たことがありますか?
実は勃起薬の偽物というのは過去の話となっています。実は勃起薬の偽物に苦しめられたのは先発薬メーカーになります。まだ製薬特許の保護期間内では特に先進国では保護されていましたが、中国、韓国を始め途上国では偽物、模造品が流通していたようです。
今では勃起薬の製薬特許の保護期間も終了して、同成分、効果のカマグラのような製品が正規品ジェネリックとして販売されており偽物市場は、ほぼ消滅しています。
まだ、一部、先発薬のバイアグラの偽物はあるようですが、少なくともカマグラの偽物が存在しないのは理由があります。
カマグラ原価と偽造品を作っても儲からない

*参考資料:ファイザー製薬(2016年資料)
2011年の米国のある調査で1000人を対象に調査を行いました。
約82%の人(5人に4人)がネット上の薬局が正規の物か判断するのは難しいとありました。
これらの報告は有名ブランドの偽物であり安価なジェネリック品の偽物ではありません。。
そもそも、調査当時はED薬の特許が保護されおり偽物が流通しやすい環境でありました。

2011年時点では、バイアグラの製薬特許が有効な期間で、1錠あたり5,000円とか1万円とかボッタクリがあった時代です。
都内にEDクリニックが現在でも多数ありますが、以前はボロ儲けが出来た時代がありました。
原価自体は数十円が数千円になるのですが大きな偽物市場が出来るのは納得できるのではないでしょうか。

実は以前はこのカマグラも偽物や模造品と呼ばれていました。
これは、当時、インドでは製薬特許に対して非常に緩やかで海外の新薬をインド国として利用するのを禁止しておりませんでした。
そのため、インド国内では先発薬やジェネリックという考え方はなく、カマグラゴールドも正規品として製造販売が許されていました。
ですが、カマグラが国外に輸出されると製薬特許違反として取り締まりの対象となっていました。
もちろん、海外諸国からはクレームがありましたが、途上国のインドでは海外の「高額な特許の医薬品」が使えないと「死ぬ命がある」と言われてしまえば、人道的に海外諸国も強く言えない事情がありました。
ですが、現状では勃起薬の製薬特許も全て終了しているのでカマグラも正規のジェネリック品になります。

ですが、先発薬製品に関してはブランド力があり、カマグラが1錠100円前後に対して、2,000円~3,000円で販売されているので偽物が出回っている可能性はあります。
このように、カマグラゴールドはインドの大手製薬会社のアジャンタファーマ社製ですが、先発薬のようにブランド価値はなく実用品として流通していますので偽物を作っても割に合わないはずです。
カマグラゴールドの製造メーカーはインドという事でもあり人件費などの様々なコストが世界中でも低く、安価に製品製造が出来るようになっています。
カマグラは正規ジェネリックとして8年
まずはカマグラゴールドは正規のジェネリック品と言う事を踏まえてご覧ください。

これは、カマグラゴールドは正規ジェネリック品として、価格競争下の中で低価格商品となっています。このカマグラゴールドを偽造したとしても正規のカマグラゴールドの品質、価格にかなう訳がありません。
しかしながら、バイアグラのみならば先発薬としてブランド化された、シアリス、レビトラ等は、未だにジェネリックと製造コスト同じはずですが、10倍から20倍の価格で販売されています。
つまり、利益率が高いブランドED治療薬の偽物を作れば儲かるため、未だに偽物が流通している可能性があるのです。
主な先発薬はブランド品
主成分 | 国内販売の組成・形状 | 製造/販売 | 発売年(日本) |
---|---|---|---|
シルデナフィル | ・錠:25、50mg ・ODフィルム: 25、50mg | ファイザー㈱ | ・1999年(錠) ・ 2016年(ODフィルム) |
バルデナフィル | ・錠:5、10、20mg | バイエル薬品㈱ | ・ 2004年(20mgは2007年) |
タダラフィル | ・錠:5、10、20mg | 製造:日本イーライリリー㈱ 販売:日本新薬㈱ | ・2007年 日本イーライリリー㈱より発売 |
先発薬にはブランド力があります。
そのため、製造コストに対する製品価格が適切ではないので偽物が出回りやすい傾向があります。

これらは、想像してみてください。
ビトン、プラダ、、、ブランドコピー品があります。
ですが、ユニクロのコピー品は??
そうです、カマグラは既に安価に販売されている商品なので、偽物販売業者もリスクを負って偽物を作る利益がありません。
カマグラの先発薬のバイアグラは比較すると、まだまだブランド力があるので注意が必要ですね。
カマグラゴールドのような偽物はどのように作られるか
それでもカマグラゴールドの偽物を見たことがあるという人もいると思います。
海外旅行に行くと、小さな薬局でカマグラなどのED治療薬を取り扱っている所があるので、好奇心が強い人は見る機会があるかもしれません。
恐らくそれは、カマグラにはカマグラとカマグラゴールドの2種類があります。
この違いは、「カマグラ」はインド国内向けで、「カマグラゴールド」は海外向けの製品となっています。

成分は両方とも同じではありますが、やはり海外向けの商品の方が品質は上との話は聞きます。
一部、個人輸入代行サービスのサイトでもインド国内向けの「カマグラ」の取扱いもありますので、支払い前によく商品を確認してご購入下さい。

商品名が「カマグラゴールド」ではなく「カマグラ」の場合は要注意です。
カマグラからの偽物の作り方
偽物のED治療薬の作り方。成分自体を入手できる仕入れ力がるのでしたら、原薬を買ってきて錠剤の型で固めて色を塗れば出来上がり。
ですが、小規模な偽物の業者ならば、恐らく以下のようになるでしょう。
- バイアグラと同成分の「カマグラ」を仕入れる(又は成分を仕入れる)
- 粉砕し形状を整える
- 着色する(インクを使用するが体内に安全が不明)
簡単な説明ですが、これだけの工程で「カマグラ100円/錠」が「バイアグラ3,000円/錠」になります。
カマグラもバイアグラも同じ成分で製造工程も基本は同じですからね。
これは日本国内の話ではありますが、それでもバイアグラは海外でも人気があるので、高めの価格設定です。分かり易く単純なお話ですがファイザー社(バイアグラメーカー)よりも仕入れるよりも利益は大きなものになるのは分かりますね。
それに比べて、カマグラは既に利益が薄いED治療薬ですので、偽物を作っても利益がでません。

怖いのはこれらは本来工場ではない場所で製造されている事です。
場合によって有害な材料を使用している場合もある事です。
成分表での偽物確認

よく成分表を載せているサイトもありますが、あれはあまり意味がないです。
自分が購入するロット(仕入れ単位)での成分検査はされてないことに留意して頂きたい。
メーカー製品を仕入れるたびに抜き打ちチェックをするならば、まだ信頼性がありますが、そのような対応は可能でしょうが、そのコストは価格に反映されることになります。
上記でも述べましたが、注意点としては「国内版」「海外版」の違いがあるので、海外向けの製品を選択してみてください。

基本的に「日本語でサイト」ならば安心してカマグラを購入しても問題はないはずです。
一度、口コミで効果がない!などと噂が立つと信用に関わりますからね。
怪しい模造品のED治療薬
偽物だけでなく、高い効果を歌ったED治療薬も一時期出回りました。
以下は一部ですが、正規の製薬会社を偽って新製品として販売したり、ジュースやコーヒーなどの嗜好品として販売。
又はダイエット薬に含めればシルデナフィルの成分で身体がポカポカしてきてダイエット効果があるように思えるんでしょうかね?!
①ゴールドバイアグラ
シルデナフィルは海外でも最大100mgですが、この製品は8倍の800mg入っています。
今でも中華系のサイトでは見かける事があります。

②狼神1号
こちらも同様です。上記と共に中国製のようです。こちらもシルデナフィル成分が800mgで通常の8倍ですね。中華系は「8」の数字が好まれるので、このような容量なようです。

③エナジードリンクタイプ

④ ビリリティマックスコーヒー
粉末コーヒーの中にシルデナフィル配合です。

⑤ ナチュラルスリムダイエットExtra
シルデナフィルとシブトラミンが配合。どちらも医薬ですがサプリメントとして販売。

このようにED治療薬の偽造品、模造品で注意したいのは、
☑ブランド品は偽物が作られやすい。
☑健康食品、嗜好品、美容品にED治療薬成分が混ぜ込まれ販売されている。
まとめ:カマグラゴールドは偽物が無い理由
まとめになりますが、結局、偽造品を作るのは利益を得るためですが、カマグラゴールドは既に正規ジェネリック会社からの大量生産で非常に抵コストで製造し、低価格で販売されているので、偽物を作っても利益が出ないでしょう。
先発薬は通販購入はリスクがあると考えられていますが、信頼がおける経験豊富なECサイトからご購入頂ければ、まずは安心です。
病院やクリニックも結局は商品を仕入れて処方している事を考えると、
毎日大量にED治療薬の取扱いがあるECサイトは高実績からも安心して購入ができると考えるkとも出来るはずです。
参考資料:
・シルデナフィル
・勃起不全 – wikipedia
・早漏 – wikipedia
・Dapoxetine – wikipedia
・バルデナフィル – wikipedia
・タダラフィル